cobitoraに込めた思い
cobitoraとは、cobito(小人)+ra(達)からできた造語です。
造語の由来は、グリム童話の『小人の靴屋』に登場する小人から着想を得ています。
『小人の靴屋』
あるところに、自分には何の非もないのに貧しい靴屋がいました。靴屋は最後の革で靴を作ろうと準備をして寝ましたが、翌朝起きると見事な靴が完成していました。靴はすぐに売れて、靴屋はさらに革を買うことができました。次の日も同じように、夜の間に靴が作られていました。これが何日も続いたので、靴屋と妻は誰が靴を作っているのかを知りたくなり、夜に隠れて見張りました。すると、真夜中に小人たちが現れて、手際よく靴を作り上げていました。感謝した靴屋夫婦は、小人たちに感謝の気持ちを伝えるために、小さな服と靴を作ってプレゼントしました。小人たちはその夜、プレゼントを喜び、踊って去っていき、それ以降靴屋の前に現れることはありませんでした。その後、靴屋の仕事は自分たちだけで続けられるようになりました。
小人のモチーフは、cobitoraを通して、ゲスト一人に対して小人が一人ずつ専属のコンシェルジュとして、ゲストのお困りごとを解決するお手伝いをして、快適な滞在をサポートすることを想定しており、私たちが目指すサービスの形を表しています。
これを実現することで、ホテルスタッフがお客様対応にあたる時間や負担を緩和し、業務効率を改善します。
小人の”コ”が”co”であるのには、ホテルスタッフ・ゲストの両者共に価値を提供できるサービスの実現を目指すという思いを込めています。
私たちはcobitoraを通して、ゲストの快適な滞在とホテルスタッフの円滑な業務実行をサポートする価値を提供していきます。